モバイル保険は月額700円で年間10万円まで修理費用を補償してくれるお得で便利な保険です。
しかも3台まで保険に加入ができるので、スマホやタブレット、ワイヤレスイヤホン、ノートパソコンなど、複数のモバイル機器を持ち歩いて利用することが当たり前になった現在では、必要不可欠な保険になりつつあります。
スマホの名義が夫婦や家族の名義で利用しているけど、モバイル保険は加入できるのか?
ということが気になっている人のために、今回はモバイル保険の補償対象端末について詳しく調べてみました。
モバイル保険は本当に必要な保険なのかモバイル保険のメリットについても詳しく紹介していますので、これからモバイル保険に加入を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
モバイル保険は夫婦や家族名義の端末も登録ができるのか?

はてな
モバイル保険は夫名義で契約しているけど、夫婦や家族の端末も登録しておくことが可能なのか
ということについては、モバイル保険の契約者と被保険者がどのようになっているかで変わります。
モバイル保険に被保険者として夫婦や家族を登録している場合、夫婦や家族が使っている端末を登録することが可能です。
例えば、モバイル保険の契約者が夫で被保険者を妻で契約していた場合、妻が使っている端末を保険に加入させることができるということです。
被保険者が子どもだった場合は、子どもが使っている端末を登録することも可能です。
モバイル保険の被保険者が「所有」または「使用」しているかがポイント
はてな
被保険者って何?契約者と違うの?
という人もいると思いますが、難しく考える必要はありません。
契約者はモバイル保険を契約して支払いや請求を行う人のことです。
被保険者は実際に保険で契約した端末を使っている人、保険の対象になる人のことです。
なので、人によっては契約者と被保険者が同じ場合もありますし、先ほど解説したように契約者は夫で被保険者を妻や家族にしているケースもあります。
はてな
それなら、契約者と被保険者は自分だけど、家族名義で購入した端末を自分が使っている場合はどうなの?
という点も気になりますよね。
その場合もモバイル保険の加入対象となります。
モバイル保険で補償対象になるのは「被保険者が所有または使用している場合が対象」としています。
つまり、被保険者が使用しているなら契約者が家族でも何ら問題がないということですね。
そのため、
モバイル保険の契約者が夫で被保険者が妻の場合に、スマホを妻名義で購入して妻が利用している場合は当然モバイル保険の対象となります。
また、
モバイル保険の契約者が夫で被保険者が妻、スマホの名義は夫で利用しているのが妻だという場合でも、被保険者の妻が使用しているということなので、モバイル保険の対象となるということです。
結局は、モバイル保険に登録した被保険者が所持や使用をしているなら、端末の契約者がどうであれ保険の対象になるということなんです。
モバイル保険の契約者も被保険者も同一のケースでも同じです。
タブレットだけは妻名義で購入しているけど、実際利用しているのがモバイル保険の被保険者である自分だった場合は、保険の対象となるということです。
モバイル保険に加入するメリット

モバイル保険に加入するメリットには家族名義の端末でも加入できること以外にどんなことがあるのか、詳しく紹介していきます。
モバイル保険の補償金は年間10万円までで、補償金内なら何度でも利用することができます。
スマホやタブレットの本体価格は高額化していますが、それと同じように修理費用も高額化しています。
人気スマホのiPhoneの修理費用は、最新のものだと6万円以上もかかることがあります。
新しいスマホを購入できるのではないか?
というくらい修理費用がかかってしまうので、修理費用を補償してくれるモバイル保険のような保険に加入しておくと、万が一のときも修理費用を安く抑えることができて安心です。
モバイル保険は月額料金が安い
モバイル保険の月額料金は700円です。
1台につき700円ではなく、最大で3台までモバイル機器に保険をかけることができます。
例えば、スマホの他にタブレットやワイヤレスイヤホンを保険に入れることもできますし、自宅にあるノートパソコンやゲーム機なども無線接続が可能なものなら保険の対象になります。
今は一人で何台ものモバイル機器を所有している人は多いですから、たったの700円で3台も保険をつけることができるのは他の保険にはないモバイル保険のメリットと言えますよね。
モバイル保険は人(物)に紐づいている保険

モバイル保険に登録したモバイル機器は、たとえ回線契約を解約したとしてもモバイル保険の登録を変更しない限りずっと補償の対象です。
例えば、スマホなどをキャリアで購入し、キャリアの保証サービスを利用している場合、端末を機種変更したり解約をしたり、他社へのりかえたりするとき、その時点でスマホの保証は自動で終了となってしまいます。
したがって、格安スマホにのりかえることはできても端末の補償はつけることができないので、それ以降端末に故障などがあっても修理費用は実費負担になってしまうという問題があります。
モバイル保険ではそのようなことはなく、登録を変更しないかぎりずっと補償が続きます。
⇒モバイル保険はワイモバイルやUQもばいるなどの格安SIMでも入れるか?
モバイル保険は人(物)に紐づいている保険のため、例えのように格安スマホにのりかえようが、解約しようが、新しいスマホに買い替えを行っていようが、モバイル保険ではずっと補償してくれます。
なので、モバイル保険にスマホを登録しておけば他社にのりかえてもずっと補償が続くので、格安スマホで利用中に壊れても修理費用は変わらず補償してくれるので安心して格安スマホにのりかえができます。
補償期間も決まっていませんので、登録を変更しない限り5年でも10年でも補償が続きます。
モバイル保険の免責金は0円
モバイル保険の補償を利用するとき、免責金の支払いは一切必要ありません。
スマホのキャリア保証サービスやappleなどのメーカーの保証サービスでは、保証サービスに加入していたとしても、サービスを利用するときは月額料金の支払いの他にサービス利用料の支払いが必要です。
| キャリア | サービス利用料 |
| ドコモ | 電話機交換:7,500円~11,000円
修理費用:3,000円~5,000円 |
| au | 電話機交換:3,000円~11,800円
修理費用:5,000円~10,000円 |
| ソフトバンク | 電話機交換:7,500円~11,800円
修理費用:3,000円~5,000円 |
| apple | 電話機交換:11,800円
修理費用:3,400円または11,800円 |
キャリアやappleの保証サービスを利用する場合、上記のようにサービス利用料がかかります。
モバイル保険では免責金不要で補償金を請求することができるので、修理費用が補償内なら実質無料で修理をすることができますよ。
⇒【比較】モバイル保険とAppl Careどっちがいい?両方入る必要があるか?
モバイル保険は中古品でも対象

モバイル保険は購入から1年以内の中古品で、販売店で3か月以上の保証がついているものなら加入することが可能です。
メルカリなどのネットオークションや個人間の譲渡の場合は、中古品は対象外になってしまいますが、中古販売店で購入したスマホやタブレットなどはモバイル保険の補償対象になる可能性が高いです。
iPhoneやiPadなどは中古品でも非常に人気のある端末です。
格安スマホで利用する人の中には、iPhoneを中古で安く購入して利用しているという人も少なくありません。
そういった人も、モバイル保険なら修理に出したときも補償金を請求することができるので、お得に利用することができますよね。
⇒モバイル保険は中古のiPhoneなどのスマホでも使えるか?
モバイル保険は必要か?
以上のように、モバイル保険は家族名義の端末であっても利用している人がモバイル保険の被保険者なら問題なく加入することができます。
月額700円で3台まで加入ができて補償を利用するときも免責金の支払いも必要なく、修理費用を年間10万円まで何度でも補償してくれるということで、他のスマホの保険などにはないメリットがたくさんある保険です。
スマホやタブレットを持つならモバイル保険は本当に必要なのか?
悩んでいる人も多いと思います。
はっきり言ってしまえば、モバイル保険はお金に余裕がある人は入る必要はない保険だと思います。
モバイル保険は月額700円保険料がかかり、この保険料は掛け捨てです。
つまり、1年間何も修理をすることがなければ、年間8,400円を無駄にすることになるということです。
壊すかどうかもわからない補償に、年間8,400円を払うというのが無駄だと感じる人もたくさんいます。
モバイル保険は万が一修理が必要になったときに使える保険ですから、その万が一のときに修理費用を全額自分で負担することができる人ならわざわざモバイル保険に加入する必要はないということになります。
iPhoneの修理費用の目安
| モデル | 画面修理 | その他の修理 |
| iPhone11ProMax | 35,800円 | 64,800円 |
| iPhoneXSMax | 35,800円 | 64,800円 |
| iPhoneXS | 30,400円 | 59,800円 |
| iPhoneX | 30,400円 | 59,800円 |
| iPhone11Pro | 30,400円 | 59,800円 |
| iPhoneXR | 21,800円 | 43,800円 |
| iPhone11 | 21,800円 | 43,800円 |
| iPhone8plus | 18,400円 | 43,800円 |
| iPhone7plus | 18,400円 | 37,800円 |
| iPhone8 | 16,400円 | 37,800円 |
| iPhone7 | 16,400円 | 34,800円 |
モバイル保険などの保証に未加入だった場合のiPhoneの修理費用を例にしてみました。
もしもモバイル保険などの保証サービスに未加入の状態でiPhoneが壊れた場合、上記の料金がかかります。
この費用を捻出することに抵抗がないなら、無理にモバイル保険に加入して保険料を無駄に払う必要はありません。
しかし、モバイル保険に加入していれば、月額700円でこの修理代金を全額無料にすることが可能です。
年間8,400円を支払えば万が一のときに高額な修理費用を支払うことがないので、修理費用を負担する余裕がない人はモバイル保険に入っておいた方がお得だと思います。
モバイル機器が壊れなければ8,400円は無駄になるかもしれませんが、万が一のときにそれで修理費用の負担がなくなるなら、入っておいても損はないと思いますよ。
まとめ

ポイント
モバイル保険は夫婦や家族名義の端末でも、モバイル保険の被保険者が使用または所有しているものなら加入可能
モバイル保険は月額700円で3台までモバイル機器を登録できる
モバイル保険は免責金0円で何度でも補償金を請求することができる
モバイル保険は万が一のときの修理費用の負担を抑えることができる保険
モバイル保険は夫婦や家族名義の端末でも加入することができるのか詳しく解説していきました。
被保険者が使用または所有している端末なら、その端末が被保険者ではなく夫婦や家族名義であっても加入することが可能です。
モバイル保険はキャリアやメーカーの保証にはないメリットが多数ある保険で、複数のモバイル機器を持ち歩くのが当たり前になった現代には必要不可欠な保険になっています。
高額な修理費用の負担を少しでも抑えたいという人は、ぜひモバイル保険に加入することを検討してみてくださいね。